実は、リフォーム会社を探し始める前に、こんなことがありました。
私が住んでいる地区では、なぜか皆さん、K社という会社にいろいろなことをお願いしているようです。リフォームだけでなく、家の小さな修繕から庭木の伐採まで請け負ってくれる、言ってみれば「便利屋さんより少しグレードの高い便利屋さん」です。
私も、このK社には結構、お世話になっていました。
例えば、この家に戻ってきたときの引っ越しで、もともと家にあった洗濯機と、私が持ってきた洗濯機が2台そろってしまい、1台が玄関先にでんと置かれた状態になりました。古いものを取り外して、自分のものを取り付けてもらわなければなりません。
くらしのマーケットなどで依頼してみたものの、「古いものの取り外し」という条件がネックなのか、どこからも返信がありません。
仕方なくK社に連絡してみると、返ってきたのは「予定の空いたときにお伺いします」という返事。その「空いたとき」とは、なんと1か月先でした。
えええ?と思いましたが、ほかにやってくれるところはありません。「じゃあ、お願いします」と言うしかありませんでした。
ところが、そのあと届いた見積りを見て、また「え?こんなに?」。洗濯機の取り外しと取り付けで、35,000円です。
それでも、玄関先に洗濯機がある暮らしにくさを考えると、背に腹は代えられません。他の業者を探す当てもなく、そのままお願いすることにしました。
そして1か月後、取り外しと取り付けは無事に完了しました。
……とはいえ、外した古い洗濯機は引き取ってもらえません。当然のように、今度は家電の引き取り業者を別に探すことになりました。
なんとか見つけたのが、トラックの荷台半分までなら一括29,800円で引き取ってくれる業者さん。せっかくなので、ガーデニングに使っていたらしい道具や古い扇風機、掃除機、突っ張り棒など、家に残っていた不用品もまとめて持って行ってもらいました。
洗濯機はまだ使えるということで無料でしたが、16年前のテレビは古すぎて、別にリサイクル料がかかってしまいました。
そんな経緯があったので、リフォームを考えたとき、最初に頭に浮かんだのもやはりK社でした。
ただ、K社には、この家に戻ってくる前、約3年前にも家の修繕の見積りをもらったことがあります。そのときの営業さんとはなんとなくそりが合わず、どこか信用しきれない感じがありました。当時は別居も考えていたこともあり、見積りをもらっただけで話は進みませんでした。
作業はきちんとしてくれるけれど、値段も待ち時間もそれなりにかかる。洗濯機の一件でそれがよく分かりましたし、過去の経緯もあります。そこで今回は、K社をひとまず候補から外すことにしました。
こうして私のリフォーム会社探しは、地元の定番をいったん外すところから始まりました。続きは本編で。